今日のテーマはこのツイートに関連します。
属性絞り込んだらアクセスないイメージある人多いけど、それは逆だと思う。
絞れば絞るほど、人に刺さってそれが伝染するのはあると思います。— 白鳩(しろはと) (@affiliate2870) October 13, 2019
今日、上記のツイートをしたわけですが、これは記事だけではなく、サイトのメインテーマでも同じことが言えます。
絞り込めば絞り込むほど、サイトと読者の距離が近づき、サイト運営にメリットが生まれます。
いわゆる特化ブログですね。
そして、特化する領域は「ニッチジャンル」
個人でも勝てる領域を探し、その領域でNo. 1を目指す作戦ですね。
ところが、領域選びに関しては、ほとんどの人がつまずきます。よほどの経歴がある人以外は、
私には、人に伝えられるような自信のある専門領域が無いんです。やっぱり無理ですか?
と口を揃えて言いますね。
ただ、人生を20年も30年も生きてきた人たちに、「専門領域がない」と言うのはありえません。
専門領域がないと言うより、気づいていないだけ。
ライターさんと初めてのミーティングで、「深い専門知識がある領域はありますか?」って聞くと大体無いって答えられるけど、その後過去の職歴を聞くと、めちゃくちゃユニークな仕事をしている。
「いやいや、それ最高ですやん!」って発見するパターン多い。
日常的過ぎて、自分では気付かないようだ。— 白鳩(しろはと) (@affiliate2870) September 4, 2019
だいたいこのパターンです^^
そこで、この記事ではニッチ領域でNo. 1になるための専門領域の見つけ方について解説します。
まずはブレインダンプからスタート
ブレインダンプとは
ブレインダンプとは、ブレイン(brain)をダンプ(dump)することで、脳内にあるものを吐き出すことで、思い付いたことを全て紙に書き出していく作業のことです。
自分の知識や経験って、わかっているようで、実は忘れてしまっているものがたくさんあります。
そのため、これまでの自分が経験してきたことや歩んできた道、悩んできたことなどをとにかく紙に書き起こしていきましょう。
そのメモは多ければ多い方が良いです。
- 職歴
- 仕事内容
- 趣味
- 勉強
- プライベート
- 人生のターニングポイント
- 仲間
とにかくたくさんピックアップします。
紙にたくさん書き出していくと、絶対に新たな発見や気づきがあります。柔軟な発想で書き出してみてください。
専門領域は職歴に隠れている
これまで色んな人と「専門領域の決め方」について話してきましたが、その多くは過去の職歴にありました。
やはり、1日の大半、生活の大半をしめる仕事の中には、誰にも負けない専門領域があるものです。
もちろん、仕事の経験だけをコンテンツにしたのでは収益化はできませんが、その情報と悩みとを結びつけたり、情報発信の方法を個人向けに変換し、アフィリエイト広告にこだわらなければマネタイズは可能となります。
誰にも負けない専門領域を過去の職歴の中から探していけば、予想外な収益に結びつく可能性もありますよ。
勉強(インプット)したことより経験(アウトプット)したこと
どうしても無ければ仕方ありませんが、「勉強したこと」ではなく「経験したこと」をテーマに選びたいですね。
インプットは大事であり、インプットが無ければ情報発信はできませんが、やはり経験(アウトプット)が無いとリアルな声は出てきません。
1記事だけの情報発信ならインプットだけでもできますが、サイト運営は長期戦です。
それにSNSを活用した情報発信も行う必要があるので、よりリアルな情報を出し続ける必要があります。
そのためには体験した情報じゃないと無理なんです。
位置付けとして、目指すべきは「その領域の先生役」です。
知識がある先生ではなく、その悩みをすでに経験し、さらにその悩みを解消した経験がある先生として運用したいところですね。
肉体や容姿・健康の悩みは要注意
いわゆるYMYL領域の健康部分。
これは自分自身のトラウマがあるからなのですが、参入するのは躊躇しますね。
正直、ハマれば稼げるジャンルであることは間違いありません。
そして、体験談が書きやすく、読者の共感も得やすい。
収益化もできる。
問題はSEOで評価されないと言う点です。
評価されないことはないのですが、かなり頑張らないといけない(と思います)。
それに、健康情報に関しては、情報発信後のリスクがありますので、そう言う観点からも、コンテンツ作成は慎重になり、かなり労力が必要となります。
その労力をかけるなら、別のジャンルを頑張った方が良いのではないか?
そう思うので、個人的には攻めにくい領域ではありますね。
専門領域を決めるときにチェックすべきポイント
では、もう少し具体的に「専門領域を決めるときにチェックしておきたいポイント」を紹介します。
意識しているのは次の点です。
すぐに解決しない悩みにつながるテーマを選ぶ
例えば、
- この商品を使えば解決する
- このサービスを利用すればひとまずOK
のように、悩みの解決ポイントが明確で、なおかつすぐに解決しそうな悩みは参入しません。
その理由はいくつかあるのですが、
- 悩み訴求しずらい
- コミュニティができない
- SNSでの専用垢がない
- サイトへのリピーターが少ない
このようなことが想像できるからです。
あくまでも、サイト戦略はSEOとASPアフィに頼らないWEBサイトなので、上記の項目は自分にとってとても重要です。
読者とコミュニティを作り、信頼を得てから収益化を目指す方向の場合、すぐに解決しない悩みや悩める属性に訴求するのが効果的ですね。
コミュニティが作りやすいテーマを選ぶ
上記でも書きましたが、大事なのでもう一度。
コミュニティ作りは大事です。
これは、FacebookやLINEオープンチャット・Slackのような形あるコミュニティサービスを利用するだけではなく、TwitterやInstagramなどでの匿名でのやりとりでも問題ありません。
要は、サイト運営者と読者との距離が近いサイト運営を目指したいわけです。
個人で運営するサイトで安定した収益を目指すなら、信頼関係を大事にするサイト運営にも勝機はあると感じています。
どうしても無ければ組み合わせる
上記に該当する専門領域が無ければ、何かと何かを組み合わせるのも効果的ですね。
組み合わせは自由。
- ゴルフが上手になりたいOL
- 英語が上達したい専業主婦
- 営業成績に悩む口下手な新人
組み合わせは自由ですね。
その中からマネタイズできそうなものをピックアップしていきます。
アイデア次第でいろんな方法が出てくるものなので、やはりブレインダンプは重要と言えます。
それでも無ければ諦める
それでも無ければ、諦めるのもありじゃないですかね。
ちょっと厳しい意見になるかもしれませんが、専門領域を作り、そこから情報発信できなければ、ブログで収益をあげるのは難しいと思うんです。
もちろん、SEO評価が上がり、突発的に大きく稼ぐことができるかもしれません。
ただ、完全オリジナルで自信を持った情報発信ができないとなると、SEOマスターではない限り、長期的に収益化させるのはしんどいような気がしますね。
それなら違う道に進んだ方が良い場合もあります。
アフィリエイトだけがビジネスではありませんからね。
クラウドワークスなどで高単価ライター案件を探し、ひたすら記事を書くほうが稼げるでしょう。
もちろん、勉強し続けて、その結果専門家になると言うパターンもありますので、その気合いがあればOK。
どちらにしても「専門家」になる必要はありますね。
まとめ
参入するジャンルは方向性を決める大事な決断です。
そのため慎重にならざるをえません。
適当に決めて走り出し、途中で息切れしちゃうと勿体無いですよね。